カテゴリー別アーカイブ: 不妊症

産みたいのに産めない~卵子老化の衝撃~

NHKのクローズアップ現代で放送されていた
 『卵子老化の衝撃』

http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3158

http://www.nhk.or.jp/gendai-blog/100/108994.html

35歳をすぎると卵子が老化して妊娠率が落ちる
しかし、女性にとっての30代は仕事でも忙しい時期であり
妊娠して子どもを産むということがキャリアの妨げになるので
先延ばしにしてしまう。
食事・生活がよくなり平均寿命は長くなって、
年齢よりも若くみえる人が多くなったとしても
女性の生殖能力の年齢は昔から変わらない
生殖能力ピークが20代後半
35歳からは下がっていく
テレビでは卵子が老化を知らない人が多いので
啓蒙していこうという働きと
老化した卵子を、うまく活用する研究がすすんでいるのを
放送していました。
私としては、最近は雑誌・テレビ・ドラマなどで
不妊治療のことがでてきることが多いので
卵子老化のことは知っている方は増えてきているのかなと
思っていました。
しかし、正しい情報を得ていなくて、
不安をあおられて、身動きが照れなくなっている方は
多いのかなと思っています。
いろんな治療法があり、選択肢が広がっているので
どこまで行っていくかは、とても難しくなってきていると思います。
正しい情報を入手して、自分なりに吟味して後悔のない人生設計が
できるようななればいいなと思います。

不妊治療マンガ本


不妊治療についてのマンガ本が出版されています。
それぞれ著者の不妊の原因は違うけど
検査方法・治療法・気持ち・夫婦のきずななど
経験談をせきららに書いてあります。
マンガだから、読みやすくていいです。
私の手元にある3冊
・いのちのタマゴ   スズキユカ  竹書房
・わたし、不妊症?  よしあゆみ  遊タイム出版
・不妊治療、やめました。 堀田あきお&かよ ぶんか社
上記2冊は、検査方法・治療方法がわかり易く書かれています。
下記は夫婦が著者なので、男性側の気持ちがリアルにえがかれていて
読んだ私の主人は、リアリティーに泣いていましたぐすん
病院での治療するにあたって、過度な情報はいりませんが
最低限の知識があると、先生との信頼感も築きやすいし
自分がどうやっていきたいかという、指標が立てやすいので
本が苦手な方は、マンガはお勧めです。

妊娠報告!

今年初めての妊娠報告を頂きました。
むちゃくちゃ嬉しいです。
妊娠発覚前に赤ちゃんの夢をみたようで
シンクロですねおすまし
体を冷やさないようにして
ゆったりとした生活をおくり、順調にすすんでいくことを願っています。
昨年は、把握しているだけで 15名の妊娠
また可愛い赤ちゃんにもたくさん合いました。
今年はユンジチ(妊娠が増える)
辰年(中国では富と権力の象徴で出生率が5%増)
いろいろワクワクする話も多いからなのか
どのような出会いがあるか楽しみですニコニコ
私の周囲(親戚・友達)では、辰年生まれそうな赤ちゃんが4名いて
ぞくぞくと続きそうな予感です。

エネルギーの無駄ずかい

前の記事に書いたことは
私の経験談です。
今日も、母に注意されました。
『あんたの悪い癖、相手に情報を聞いた後に判断して
 対処法を考えればいいのに、なんで聞きもしないであれこれ考えるのか』
と言われたばかりです。
私は、場の想定までして相手がこう言ってくればこのように言う。など
何パターンか考えて 、
最後には仕事を辞めないといけないまでいきつきました(超ネガティブガ-ン
で、頭を冷やし、相手に確認した所、答えは正論普通のことでした。
たったの3秒くらいで話は終わり。反論することもなかった
私は結局
・母に文句を言っている30分という時間
・母と相手にぶつけたネガティブエネルギー
・母と相手にぶつけることて再び私に帰ってくるネガティブエネルギー
・妄想に頭を費やすエネルギー
重要なことは、母の時間とエネルギーをも奪ってしまったということです。
ほんとにささいな出来事ですが、
エネルギーの無駄ずかいです。
相手にさっさと聞いておくか、聞ける時まではなにも考えなければよかったのに
エネルギーとは漢方用語で 『気』 元気の気です。
気というのは充満していて、巡っているのが健康です。
上記のようにエネルギーの無駄ずかいをすると
気虚(気が不足した状態)
気滞(気が巡らない状態)
またこのふたつは悪循環で進行してきます。
気はとっても重要で、子どもが欲しい人にはとくに重要なんです。
私のような考え方は、癖なので、癖が気がつけば対処できます。
少しずつ、考える時間が少なくなり、
最後にはよけいなことは考えなくなればいいなと思っています。

聞くことができなければ、考えない

子どもが欲しい人にとって、一番重要なことはストレスを貯めないこと
ストレスをためると、血液の循環が悪くなるので、
卵巣・子宮に栄養が行き届かなくなってしまいます。
いかに、ストレス原因を除去・回避していくかが重要だと思います。
ストレスのひとつの原因が
カウンセリングをしていて気がついたのは、
病院で言われたことに、疑問に思ったのに
そのことに関して質問できずに、帰宅
やっぱり気になり、
 先生がいったあの言葉はどういう意味なんだろう?
 あの態度は? システムは? 治療方法は?
と自分の中で想像を膨らまして、よけいに不安になっていく
ストレスを大きくしていくパターンが多くみられます。
しかし、よくよく考えてみると
自分で考えた答えが正しいとは限りません。
人の通常の思考は、危機管理のために90%ネガティブの方向で考えるそうなので
答えはネガティブに片寄ってしまいます。
なので、疑問に思ったことは、
是非、質問して下さい。手段は電話・メールなんでもいいので聞いてみて
解決して下さい。
もし、聞くことができなければ、自分も都合のいいように解釈してもらうか
考えないことです。
聞いてみると、なんだこんな簡単なことだったんだ~ということが
たくさんありますよ。

わが子がもっと愛おしくなります。

本の紹介です。
産科医の池川 明先生の11月に発売になっている
『子どもはあなたに大切なことを伝えるために生まれてきた
     ・・・胎内記憶からの88のメッセージ』
今まで池川先生の本を数冊読みましたが、
今回の本は、今までのまとめのようでわかりやすいかったと思います。
大きい題目として簡潔にメッセージがあり
その説明として少し載っています。
1.生まれる前からの親子の絆が深まるメッセージ
2.幸せな出産に出会うメッセージ
3.子育ての「つらい」を癒すメッセージ
4.こどもとたましいがふれあうメッセージ
妊娠前から、自分の元にきてくれる、赤ちゃんとどのような接していくといいか
妊娠中にどのように接していると、子育てが楽にできるかなど盛りだくさんです。
お子さんを希望するけどなかなか授からない人へのメッセージもあります。
医学的なトラブルがあると、高度医療の助けを借りざるえないケースがありますが、
原因不明の妊娠の中には、治療を始める前に
お母さんの心身を赤ちゃんがいつでもやってこられる状態に調えることが必要です。
とあります。その為には
食生活の見直し・・・抗酸化作用のあるのを摂取し足りない栄養素はサプリメントを使用する
心のケアー ・・・赤ちゃんができないと悩むのをやめ。赤ちゃんはベストタイミングでやってくると
         信頼してリラックスする。リラックスを進めるためには、ご自身にあった療法、アロマ
          ・セラピー・ヒーリングなどをおこなう
などが書かれています。
この本を読むと、赤ちゃんがベストタイミンで自分の所にやってくると、自分を信頼できるような本です。
心が軽くなりますよおすまし

未妊とストレス

 どんな病気・体の不調にもストレスが元となっているのがとても多くあります。
適度なストレスは体のためには、良い刺激になります。
ストレスがないというのは、それだけでつまらない人生になりそれがストレスになっています。
苦しいことだけではなく、楽しいこと・幸せな事もストレスになるのです。
しかし、過度なストレスや長期に続いた場合など、
普段はストレスにうまく対応して調整してくれる自律神経のバランスが崩れてしまいます。
交感神経が優位になってしまうのです。
血液の流れが悪くなったりします。
また、交感神経と副交感神経は拮抗しているので、
いっぽうがたかぶると、もう片方は働きが落ちてしまいます。
そうすると副交感神経が支配する消化器の働きが低下して、
消化液が分泌されなくなったり蠕動運動がなくなったり、
ひいては便秘となったり、逆に下痢になったりするのです。
副腎からストレスホルモン(ステロイドホルモン)が大量に分泌されるため
免疫力の低下や慢性疲労、アトピーなどの症状、生理痛、肥満や糖尿病、
物忘れなど健康に対するさまざまな影響があります。
ストレスを察知した脳は副腎に対してストレスホルモンを分泌せよ! という指令がでます。
このときに一緒に性ホルモンも急上昇してしまい、
FSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体ホルモン)が高くなってしまうこともあり
ホルモンバランスが乱れます。
強いストレスがかかると、生殖機能を犠牲にして自分の身を守るために、
排卵・生理が止まる事がよくあります。
過度なダイエットなどによってもよく止まります。
皆さんも1度や2度、生理周期が乱れたことがあると思います。
妊娠したいという希望を持っているのに、
排卵を合わせるのにワサワサ・生理きた時の消失感
毎回のいつ終わるかわからない不安感・焦り・悲しみ・怒り・罪悪感・孤独感
たくさんのストレスがあります。
ご自身でストレスと感じてなくても、ずーとあります。
とても悪循環になっています。
よくそんなことは分かっている。
ストレスを手放すことができないから困っている。
方法を教えて下さいと言われます。
私自身もストレスを手放すということが、なかなかできずにモンモンとする日も多いのですが
今、昔のことを振り返ると以前よりはできているかなと思っています。
その為に、いろんなことを試してきました(漢方・パステル・ウォーキング・カウンセリングなど)
時間がかかっていますが、徐々にできていると思います。
人それぞれ方法は違います。
もう少し、にん
瞬時にできる人もいれば、ゆっくりしかできない方もいます。
でも確実に、ストレスからの未妊の悪循環からは脱け出せます。
それは逃避ではなく、頑張るのを止めることだと思います。
妊娠した人が見せる、妊娠がわかる前に見せる、なんかふっきれた優しいお顔
いつの日か、妊娠を望む人がふっきれた優しい笑顔になるのを
お手伝いできればと、思ってお仕事しています。

新聞より・・・生殖医療どこまで

 10月19日(火)の琉球新報の14・15ページに
『問われる家族の姿 生殖医療どこまで』
という記事が載っていました。
生殖医療について、卵子提供・AID(非配偶者間人工授精)で生まれた子どもの
福祉についてなど、さまざまな問題点が載っていました。
2008年の体外受精で出産した子どもは、約2万2千人になり。
生まれてくる子どもの約50人に1人は体外受精で生まれていて。
延べ治療数も年間約19万件で米国を抜いたと書かれていました。
そんな多くなっている状況で、生命に関する倫理的な問題もたくさんあります。
昔にはできなかった治療の方法がたくさんあり、選択が自由にできるなか
自分がどんな考えでなにを選んでいくかが大切だと思いました。

不妊カウンセラー養成講座

 9日から東京に行ってきました。
年2回ある講座は全国からいろんな職種の方が集まり講義をを受けます。
毎回、講座内容が違いますがいろんな分野のお話が聞けて面白いです。
今回は、カウンセリングの方法の演題が2つありました。
その中で、私が注目したのは人の気持ちが落ち込んだときからの快復の過程です。
うつ傾向からすぐに穏やかなもとの精神状態に戻るというのはよっぽどの事がない限りなく、
だいたいは、
 うつ傾向 →  感情を出す(他者に対し怒る・興奮する・衝動的になる)→ 元気になる
感情を表に出すことが必要なようです。
自分の内に溜め込んでいた感情を、自分で気がつき・確認し吐き出す。
出し切ると穏やかになれるのです。
心に溜め込んでいるのが慢性化すると、溜め込んでいるのはわかるけど
なにを溜め込んでいるのか自分ではわからない事が多いと思います。
言葉にして行動にして出そうとしても、出し方もわからなくなっています。
自分が見たくない事柄だったりもするので、再度思い出し心を見ていくのには
とっても苦しいし勇気がいることだと思います。
なんで私がこの部分に惹かれたかというと、以前のブログに書いたと思いますが
なんかワジワジ~していると・・・

http://noricyan.ti-da.net/e3062016.html

いい方向に向かっているはずなのに、ワジワジ~する。
この感情の吐き出しが起こっていたんだと気がついたからです。
このような形で癒されていくとは知っていましたが、渦中の私はわかっていなかったんですね。
ワジワジ~するのも、良くなっている一環だったのです。
今は心穏やかです。
周りの方にもいると思いますよ。
おとなしくてなにも文句もいわなかったような人が、
急に人が変わったように怒り出す人が。
その人もまた、ほんとうの自分に出会う過程かもしれません。
話がずれずれになってしまいました。
その他は不妊治療の治療方法・受精卵の培養方法などためになる話ばかりでした。

男性ホルモン 肥満者は低値

 H22.7.6の琉球新報に載っていた記事がありました。
アメリカの博士が発表したものによると、
45歳以上の男性1849人を対象にテストステロン値を調べた結果、
肥満と判定された人は、そうでない人に比べて、テストステロン値が
適正値より低い人の割合が40%多かった。また
肥満で糖尿病を発症している人では、この割合が50%も多かったとありました。
テストステロンとは男性ホルモンの中でも分泌量が多く、作用も強い。
生殖能力にも関係しているホルモンです。
以前にもテストステロンを年代別に調べた結果、60代よりも40~50代の方が
低値であるとの報告もありました。原因としては、仕事のストレスによるものだとありました。
精子だけの問題ではなく、男性ホルモンが少なくなるという事は、
性欲や性機能の低下、不安や不眠、認知能力の低下といった精神症状や
肩こりや腰痛などの身体症状があらわれる場合があります。
体重は、標準体重になるのが一番いいと思いますが、
以前に肥満外来の医師の講演を聞いたときに、標準体重までダイエットしなくても、
今ある体重の10%落とす事ができたら、体にある不調(血圧・高脂血症、痛風、糖尿)
がなくなるといってました。
体に急激な負担をかけることなく、まず1kg落とす努力をすることで
テストステロンも増えてくるのではないでしょうか。
病院の精液検査で精子の数・運動率が悪いといわれた方で肥満を感じる方は、
少しがんばるだけで、数ヵ月後の値に変化がでると思います。