カテゴリー別アーカイブ: 皮膚トラブル

紫根エキス入り瑞花露シリーズ

おまたせしました。
紫根エキス入り瑞花露シリーズのローション・液体石鹸を入荷しました。
紫根のことで問い合わせが多数ありました。
薬局では紫根は取り扱いをしていませんが
お肌にやさしい、低刺激性の紫根エキス入り瑞花露シリーズをおすすめしています。
この商品は紫根だけでなく、肌をぷるんぷるん・もちもち・美白するための
他の漢方薬もたくさん入っています。
好評のため欠品していたのですが、今日入荷されました。
お客様にはご迷惑をおかけしてしまいました。
サンプルもありますので、店員に声をかけていただければと思います。

紫根

 沖縄で『魔女たちの22時』が放送されたようで
紫根の問い合わせが多数ありました。
生薬の紫根はおいていませんが、
紫根エキス入りローション・クリーム・液体石鹸あります。
手軽に使えますし、お肌に良い漢方エキスが盛りだくさんおすまし
私もローションとクリームを混ぜて乳液にして使っていますが
お肌がしっとりもちもちします。
サンプルもありますので、興味のある方は薬局までもらいにきて下さいね。

皮膚病講座(2)

 昨日は、テレビ電話による皮膚病講座がありました。
東京にいる中医師(中国の漢方医)の楊先生と全国の薬局の先生が回線でつながりお勉強です。
現代は、便利になりましたね。
東京に行かなくても話が聞けるんだから素晴らしい!!
私は、いくら本を読んでも頭には入らず、直に話を聞くことで
情報が整理しやすいと思っているので、先生の話を聞くことができる環境があるということは嬉しいです。
今回は『蕁麻疹』と『掻痒症』です。
蕁麻疹は、一過性の紅斑で、数分~数時間持続し、消失します。
急性の蕁麻疹もありますが、1ヵ月以上繰り返しておこる慢性蕁麻疹もあります。
ストレスなどにより起こる場合もありますし、コリン性蕁麻疹といって緊張のあとにホッとした時に出る
のもあります。女性では生理周期に影響されるのもあります。
一番困るのは、喉におこる場合です。
食品・薬などを摂取して30分以内に腫れてきて炎症を起こします。
目とか唇などにもおこりますが喉になった場合は、呼吸困難をきたす場合がありますので
その場合は、早めに病院に行くことをおすすめします。
いろいろな蕁麻疹がありますが、慢性化してしまうとなかなか治りにくいので早めの対処をおすすめします。
『掻痒症』は
皮膚が乾燥してかゆみがひどい場合をいいます。
老人に多く、皮膚からの分泌物が減ることとで皮膚のバリア機能が落ちます。
角質が厚くなるので皮膚表面が潤いがなくなりかゆみを伴います。
かゆみを伴うと、そこを手で掻いてしまい、傷をつけることで治りが悪くなりますし、
皮膚を刺激してしまい、よけいにかゆみ物質が放出されるため悪循環になります。
できるだけ爪でひっかかないように、爪をしっかり切ること、
痒いところの周囲を指のはらで軽く押したり、冷やしたりすることでかゆみが緩和します。
かゆみがあって寝れないという場合や、知らないうちに掻いてしまう場合があります。
その場合は抗ストレス作用があるといわれる『シベリア人参』がおすすめです。

今話題の『紫根』

 日テレ系列で放送されている『魔女たちの22時』にて
50歳代の方が漢方薬『紫根』によって
お肌が若返り年齢よりもとても若く見えるということを放送されていらい
当薬局にも、何件か問い合わせがあります。
テレビでは紫根のローションを作って、化粧水として使用するといった内容だったようです。
(沖縄では放送したかな?)
紫根は涼血活血透疹作用があります。
皮膚の赤み・炎症を取る・血液の循環をよくするなどの作用があります。
なので、シミやくすみをふせぎ、しわやたるみにも効果があります。
紫根自体の薬局でのあつかいはないのですが、
紫根エキスを含んだ皮膚トラブル用の低刺激性の
瑞花露シリーズ(液体石鹸・ローション・クリーム)があります。
これは、紫根だけではなく、他の生薬も入れてありトータルで
皮膚トラブルをよくするために作られている物になります。
もちろん、皮膚にトラブルがなくても基礎化粧品としても使えます。
実は、私もこの瑞花露シリーズのローションとクリームを混ぜて
化粧水として使っています。
肌がもちっとしてきて、それでいてべとつかずとてもお気に入りです。
保湿作用も強いので、乾燥している肌にシャワー後に全身に塗っても最高です。
ローションは消炎作用が強いため、日焼け後のほてりに、早めに塗っておくと
黒くなりませんよ。
いろいろな皮膚トラブルに使えます。

ローション・クリーク 各3150円
液体石鹸        2730円
お試しになりたい方は、サンプルがありますので薬局で声をかけて下さいね。

皮膚病講座

 昨日は夜に皮膚病講座があり、しっかり勉強してきました。
アトピー性皮膚炎の勉強会でした。
皮膚はかくことで余計に痒みをましてしまいます。
刺激があると痒みを脳が感じて、皮膚を掻き壊してしまい、よけいにかゆみがまし
悪化してしまいます。
なかには、アトピーはそれほど悪くないけど。掻くことが癖になってしまい
皮膚トラブルを起こしている方がいるようです。
その方の手をみると、爪がピカピカ・たこが指の関節にできたりしているそうです。
痒みはなかなか我慢できずに知らないうちに掻いてしまいます。
私もよく痒いとガサガサかいてしまい、余計に痒くなってしまうことがあります。
夜に知らないうちに掻いてしまって悪化させてしまっている方に
良い漢方薬があります。
7割の方が治まってきますよおすまし
ご相談下さい。
ストレスにより皮膚病を作りだすこともありますし、悪化もします。
これは、自律神経・内分泌系・免疫系の機能を低下させることによるのですが、
漢方的考えでは
肝うつ(ストレスにより体のエネルギーがめぐらなくなる) → 熱を発生させる → 血熱 
になります。
人間の体は血液・リンパ液・水分などの物質がきっちりとめぐることが健康だといわれています。
その物質をめぐらすエネルギーが 『気』 というのですが
その気はストレスにより弱く、すぐに気の動きが止まってしまいます。
そうすると物質自体もめぐらなくなるので、汚い物が発生することになります。
ゴミも貯めていくと腐敗して熱をもつのと一緒です。
皮膚症状が急に悪化するような方
なにが原因だか少し考えてみられると、意外とストレスが原因となっている可能性もあります。
もう一歩踏み込み、ストレスと感じる状況がどこからくるのか(自分の心・どうしようもないこと)
考えると悪化をさけることができるかもしれません。

マンゴーにやられる!!

 マンゴーの花粉をつける仕事をしていて、全身がかゆみがでていると相談がありました。
マンゴが原因なのか?虫が原因なのか?
全身がかゆくなり、
熱感がありむくみがでてきて、指輪がぬけないというお客さんから相談がありました。
ステロイド剤も効かないと

人間の体には自然治癒力があり、体に起こった不調を自然に治そうという力が働きます。
急な炎症があると、炎症とは熱化しているということなので、
体内の水が炎症しているところに集まり、消火活動が起こります。
なので、体はむくんだようになります。
膝の痛みがあり、膝に水が溜まるという現象も同じ事がいえます。
その場合は、病院に行くと、水を抜くという治療をするのですが、
膝の炎症がとれたわけではないので、また数日経つと、水が溜まってきます。
漢方薬での治療は、急に水をさばくというのではなく、
自然治癒力を援助していきます。炎症をおさめていくことで、むくみをとっていくということになります。
では、先ほどのお客さんの腕にできた炎症はどうなったかというと、
炎症を取っていく漢方を使い、
1日でかゆみがなくなり、3日でむくみはひきました。
残念ながら、そうとう掻いたみたいで、後は残っていますが、
その後ホンサージ(肌の血流をよくしていきます)を飲むことで、早く痕も残りません。

ステロイドの軟膏を使っても、なにしてもだめだったのが、すぐによくなったので
喜んでいただきました。
皮膚のトラブルの場合は、早い対処のほうが、結果が早くでます。
このお客様はマンゴが大好きらしいのですが、
今回の件、マンゴが原因なら食べるのが難しいのかな?