ゴーヤー

今は旬のゴーヤは、漢方的にいうと
苦味があり体を冷やす作用を持っています。
なので夏に食べるととってもいい食材です。
夏ばて防止には最適です。
以前に中学校の保健委員会で栄養士の方が
ゴーヤーの話をしていました。
その方によると不溶性のビタミンCがとても多く含まれる
(通常はビタミンCは水に溶けてしまいます)
ので体に良いですよと話していました。
陰陽五行でいうと夏の季節は臓腑でいうと「心」と関係があり
味でいうと「苦味」になります。
「心」は心臓・精神の部分を司っていて、夏は心臓の動きが鈍くなり
むくみや循環不良がおこります。
食養生でいうと苦味の物を食べると良いといわれているので、
ゴーヤは最適です。
ちなみに「苦味」とは固める作用と熱を取る作用があるといわれています。
昔はクーラーもなく夏になると体に熱がこもるので、ゴーヤは必需品だったとおもいますが、
今はクーラーもがんがんに効いて、体が冷えている人が多いので
自分自身の体調をみながら、うまくゴーヤを使い
夏をうまく乗り切って欲しいと思います。