ある記事に書かれていました。
卵子は古くなるのか?
確かに出産適齢期というのはあると思います。
単に卵子の質がよいとかの問題だけではなく、体力などのほかの要素もあると思っています。
例えが悪いのですが、年をとったニワトリの卵が古くなると言う話はきいたことがない。
年を取れば産む回数が減ってくるだけです。
年をとったニワトリの卵が古いのであれば、消費者は何を目安に卵を買うのは?
年齢よりも、もっと大事なことは、母体となる母親が、日ごろどのような環境で過ごし
どのようなものを食べ、どのようなものを飲んでいるかであろうと思いますね。
と書かれていました。
年齢がいくと、単純に卵子が古くなるわけではなく
母体の機能(内臓の処理能力・血管力・子宮・卵巣の力)が落ちてくるので
卵子に送る栄養が少なくなると、私は認識しています。
だからこそ、子どもを希望する方は、体をより健康の方に近づける
実年齢よりも、若くしていくことで可能性がひろがってきます。
そのお役に立てるのが、漢方薬です。
内臓機能を高め、血流をよくしていきます。
妊娠させるものではないですが、体を作るアイテムにはピカ1です。
カテゴリー別アーカイブ: 不妊症
病院での検査でしかわからないこと(女性側)
2年以上、夫婦生活がありタイミングをとって妊娠しない場合が不妊症といわれます。
35歳以上になると、1年くらいで病院で検査してもった方がいいといわれます。
前の記事で 『心・体を整える重要性』 というのを書きましたが、
心と体を整えても、どうしようもない場合があります。
器質的に子宮・卵巣奇形・卵管の閉塞・癒着です。
これは、病院での検査でしかわかりません。
なので、1~2年経ってみて妊娠しない場合は、治療するかは別として
検査をしてみる必要があります。
卵管の閉塞がある場合、精子も入っていかないので妊娠はありえません。
閉塞の場合は、漢方を飲んでも開通するということはありません。
つまり気味という場合は、循環をよくするので可能性はあがると思います。
卵管造影は、検査にもなりますし、卵管の掃除にもなるので治療にもなります。
その場合は、通水とかではなく造影剤を使った検査をおすすめします。
ただし卵管造影の検査で詰まっているからといって、100%詰まっているとはいえず
何%かは通っている場合があるといわれています。
他のホルモン検査・子宮鏡・精子の状態・年齢を加味して
どのような治療法を選択したらいいかになってきます。
その場合でも、心・体を整えて、循環をよくして子宮・卵巣の質をあげて
質の良い卵・質の良い子宮内膜を作るのは、とっても重要なので
漢方薬はお役にたちます。
病院に一度もいかずに、卵管造影もしないで数年をすごさずに
(年々、卵巣は老化します。1年1年が勝負です)
とりあえずは、検査をしてどうすればいいのか夫婦でゆっくりお話になるのが必要です。
心を整えることの重要性
体を整えることを書きましたが、
心を整えることも重要です。
このふたつはリンクしています。
それぞれを切り離すことはできません。
心を整えていくと、体が整ってきます。
体が整っていくと、心が整ってきます。
心が整うと、気(生命エネルギー)のめぐりがよくなり、体中の循環がよくなります。
過度なストレスを受けると、漢方でいう気滞(きたい)という状態になり、体内循環がわるくなるため
子宮内膜は、ストレスをうけるとすぐに薄くなります。また卵が成熟するまでの期間が変化したりまします。
不妊治療している事態が、ストレスの塊です。
それをいかに、うまくコントロールしていくかが鍵を握っています。
心穏やかにいられる方法、みつけていきましょう。
日々に心穏やかな時間が増えていった時、願いは叶う気がします。
そんなこと、みんなに言われているかわかっているという反論もあると思いますが、
方法があったら教えてと、よく聞かれます。
しかし、こればっかりは何をすればというのは人によって違うし教えられるものでもありません。
いえるのは、模索をしているといつか必ずきます。
そのタイミングをうまくつかんで欲しいと思っています。
模索をし経験をしている時には、人生において必要なことがたくさんあるので
無駄はひとつもありません。
子どもを授かるのが希望ではあるけれど、
その過程にある自分をみつめて心・体を整える時間というのは、
とてもとてもかけがえのないものだと思います。
体を整えることの重要性
子どもを希望する時、
子どもを授かるかどうかは、神からの預かりものだと思っているので誰もわからない。
子どもが親を選んで生まれてくると、言われているけど、
実際、子どもに選ばれていても
受け入れ先の、お母さんの子宮が、子どもの肉体を受け入れる準備ができているかは重要だと思います。
いつ手元にきてくれるかは、わからないけど
子どもがこの世に生まれてきてもいいかな?と思ったとき
お母さんの子宮が準備ができて、温かい命を育める子宮であるようにしておきたい
そのためには、子宮内膜の栄養が、体内循環をよくして子宮に届くように、栄養をとり体をあたためる
この準備は、病院に通院して不妊治療をしてもできるものではない。
自分で行っていくしかありません。
自分と向き合い、自分をみつめて体を整える
そして、少し足りない部分を医療に助けてもらう、そんな姿勢が必要です。
まずは体を整えることからはじめませんか。
それが一番、大切なことです。
ふと思ったことを・・・
睡眠中に、ふっと思ったことがあります。
当っているか、間違っているかは別として、なるほどと自分で妙に納得しています。
いつも生理周期の高温期に入ると、
妊娠しているかな?と思って、ワクワクして
ダウジングをします。
そしたら答えは、必ず、
『YES』
とでます。しかし生理はいつものようにやってきます。
ダウジングは願望も入りやすいし、その時に筋肉が収縮することで
自分にとっていい答えがでるんだと思っていました。
ダウジングは私にとっては、あてにはならないと・・・
しかし、昨日ふと思ったのは
排卵から5~7日目が子宮への着床の時期にあたるから
着床はしていて、妊娠はしているからYESとでるかもと・・・
でも生理がくるのは、
ただ単に、生まれてくる予定の子どもが、
自分の人生にあった体かどうかを、受精卵 ・DNA的に吟味しているかもしれないと思いました。
そう考えると、なんだかとってもワクワクしてきました。
子どもが自分の魂が入る器を、探してタイミングを待っているということも
ありえないことではないんではないかと・・・
やはり子どもにも都合があるので、夫婦の考えだけではうまくいかないことがあり
みえない力・タイミングも必要だと思いました。
子どもの親になるには、
やはり自分自身の体を整え、環境を整え、いつ来ても大丈夫たよといえる状態にしておき
あとはまだみぬ我が子に託すしかないんだと思ったのです。
卵子老化の衝撃 社会は変わるのか
NHKで放送されていた番組をみました。
1年間にかけて、『卵子老化』というテーマで、いろいろな番組を取り上げていました。
1年たって、どのくらい世の中に周知さえたかを調査していました。
卵子老化のことを、知っている人が増えてきているようです。
子どもを望む方は
卵子老化の現実を知っていて、人生設計をたてていくことの重要性を訴えていました。
いろんなことを考えさせられる番組でした。
不妊治療助成「42歳まで」 受給は最大6回に削減 へ
7月29日 に厚生省検討会において
不妊治療助成金が
年齢無制限 → 43歳未満まで
通算5年で受給回数10回 → 期間を制限しないで最大6回
40歳以降で不妊治療を始めた場合は3回
1回の治療につき最大15万円
夫婦で年収730万円未満」の所得制限は変更なしです。
具体的な適用時期は今後検討するになっています。
私としては年齢別における出産率を考えると
不妊治療助成金の年齢制限 43歳未満には賛成ですが
それ以前に考えないといけないことが、たくさんあるだろうと思います。
よく引き合いにだされるのが、フランスです。
年齢制限が43歳未満だといわれていますが
フランスはとてもシステムが考えられていると思います。
不妊を病気だととらえて、その年齢までは、すべての治療が保険適応になっています。
男女ともに、診察を受けないといけません。
診断書を医師にもらうと、職場でお休みがもらえるようになっています。
中国の漢方での不妊治療専門病院に研修に行ったときに、
患者としてきていたのは、20代後半
薬局によく来られる30代後半の患者さんは、いなくて
その年齢は若年性更年期障害で悩まれている方々でした。
それだけ日本は子どもを希望する年齢が高いのが現状です。
平成21年度の初婚年齢は、男性が30.4歳、女性が28.6歳
平成21年度第1子出産時の母親の平均年齢が30.1歳
子どもがいつかは欲しいなと思っていても
なかなか現実に目の前にいない子どものことよりも、
目先の生活のことに頭がいっぱいにならざるおえない社会があると思います。
不妊治療助成金の年齢制限をもうけることをきっかけに
男女の体・性の仕組み・卵子の老化の現実
子どもを妊娠しやすい・育てやすい環境ができていくのを望みます。
不妊症専門講座
昨日は、インターネットを使っての『不妊症専門講座』でした。
10名くらいの薬局の先生達と症例検討を行ったり、勉強会をしています。
昨日は私のお客様の事で、もっと良くなるためには西洋医学的には?漢方的には?生活面では?
というようの総合的なアドバイスを頂きました。
2ヶ月に1度くらいおこなわれるのですが
日々進化しています。いろんな先生の意見を聞くのがとても参考になります。
最初に参加したのは、5年前だったかな?
その時から考えても、だいぶ漢方治療法が進化してきました。
昨日思ったのは、
漢方薬を飲むだけではダメ、生活面も改善していくことで、健康の底上げができてきます。
その上で、西洋医学 での検査(卵管造影・ヒューナーテスト・精子検査・エコー)治療(人工授精・体外受精・顕微授精)
も使いつつ、トータルで考えていく必要があるということでした。
そのためにも、日々新しい情報を取り入れて、一人でもベビーを迎えいれられるお手伝いをしていきます。
ANGEL
漢方を飲んで、体調を整え迎え入れた赤ちゃんたちです。
出産して遊びに来てくれた子達の写真 第2弾ができあがりました。
今回のコンセプトは、先に地上にきた子がすくすくと楽しく成長をしている姿を見て
まだ地上に舞い降りてない子が一日でも早く、来たいと思ってくれるようにです。
作っている間、それぞれの家族ストーリーを思い出し楽しかったです。
どんどん増えていき、第3弾を作りたいです。
不妊を治す『こころ』の養生法
本のタイトルです。
著者があんどうよしみさんです。
東京で漢方薬局・薬膳cafe・気功教室を行っている方のようですが
http://www.motherlotus.biz/
この本がとっても参考になります。
不妊で悩んでいる人の心の問題のことが
簡単に書かてあり、解決法まで載っています。
耳の痛いことも書かれていますが、私は共感できます。
自分の心を見直し、強化していくとは妊娠だけではなく
その後の育児にもつながる。
『不妊の心は不安の心理』
不安にはふたつある
①不妊だというレッテルをはられて、子どもができないの?どうして理由は、治療は?
とわけがわからず不安になる
→(解決)不妊に対する誤解を解く必要がある。生理の仕組み・不妊治療の方法などを理
解することで、不安は取り除かれます。
②もともとの不安感の強い性格の人、心配性の人にありがちな漠然とした不安感
→(解決)心を強くしていく練習をしていく必要があります。
妊娠したとしても、不安がる性格が強ければ、また新たな心の病になり
流産しやすかったり、育児ノイローゼになってしまいます。
②を克服していくのが重要だと思います。練習ですね。
この本には考え方、気功を使っての方法などが載っています。
いずれにしても、行動して練習あるのみです。
心を整えて、不安を感じる時間を少しでも短くしていくことで、
体もスムーズにめぐり生理も順調になりますよ。