病院での検査でしかわからないこと(女性側)

2年以上、夫婦生活がありタイミングをとって妊娠しない場合が不妊症といわれます。
35歳以上になると、1年くらいで病院で検査してもった方がいいといわれます。
前の記事で 『心・体を整える重要性』 というのを書きましたが、

心と体を整えても、どうしようもない場合があります。
器質的に子宮・卵巣奇形・卵管の閉塞・癒着です。
これは、病院での検査でしかわかりません。
なので、1~2年経ってみて妊娠しない場合は、治療するかは別として
検査をしてみる必要があります。
卵管の閉塞がある場合、精子も入っていかないので妊娠はありえません。
閉塞の場合は、漢方を飲んでも開通するということはありません。
つまり気味という場合は、循環をよくするので可能性はあがると思います。
卵管造影は、検査にもなりますし、卵管の掃除にもなるので治療にもなります。
その場合は、通水とかではなく造影剤を使った検査をおすすめします。
ただし卵管造影の検査で詰まっているからといって、100%詰まっているとはいえず
何%かは通っている場合があるといわれています。
他のホルモン検査・子宮鏡・精子の状態・年齢を加味して
どのような治療法を選択したらいいかになってきます。
その場合でも、心・体を整えて、循環をよくして子宮・卵巣の質をあげて
質の良い卵・質の良い子宮内膜を作るのは、とっても重要なので
漢方薬はお役にたちます。
病院に一度もいかずに、卵管造影もしないで数年をすごさずに
(年々、卵巣は老化します。1年1年が勝負です)
とりあえずは、検査をしてどうすればいいのか夫婦でゆっくりお話になるのが必要です。