ホルモン剤にのっとられる体

黄体・卵胞ホルモン剤 いわゆる ピル
飲んでいるて思うのが、体・心が薬によってのっとられているような気がします。
ピルは避妊薬として使われたり、子宮内膜症・筋腫などの治療のために使ったりします。
不妊治療としては、体外受精前の周期の排卵を止めることで、卵巣機能をやすませたり
排卵がうまくいかなかったときなどの、リセットのために使われます。
副作用としてよく言われるのが
重篤なのが血栓症や癌の発生率が高くなることです。
あとは吐き気・にきび・頭痛などがおこります。
中医学では、ピルの副作用は主に、『お血』が原因と考えられています。
お血 = 血液循環が悪い
なのでもともとお血傾向のある方や、冷えていて元気がない気虚
ストレスが多い気滞・潤いが少ない陰虚の人が副作用がでやすいのです。
しかし、副作用といわれるような我慢ができない症状がでるまでではないけれども
なんとなく日常と比べるとすぐれないという症状がでる方は多いのではないかと思います。
ピルを飲むと、体温があがるのでほてりやのぼせ、それが頭痛・肩コリになったり
イライラしたり・落ち込んだりの精神症状
食欲増進(食べたいわけではないけど、食べないといられない)・食欲不振(胃部不快感)
なんかだるい・ゴロゴロしたくなる・やる気がでない
自分ではコントロールできない体調・感情、逃げ場がないような気がしてきます。
ただ1錠ゴクンと飲むだけのものに、支配されていきます。
そこでの対処法は
私にとっては漢方薬です。
循環をよくする漢方薬 ・ 精神症状を楽にする漢方薬 ・ 潤いをおぎなう漢方薬
どうにか飲んでしのいでいます。
ピルの副作用は個人によって症状はまちまちですが、
血液の循環が悪くなり、基礎体温が上昇するために次の周期の低温期が高めになります。
ぜひぜひ、漢方薬を使って自分を守ってほしいです。
ホルモン剤を飲むからこそ、漢方薬を使って日常生活のQOLをあげましょう!!