少子化と晩産時代

 厚生労働省の平成20年人口動態調査『出生順位別にみた年次別母の年齢別出生率』によると
平成20年度の出生数は109万1千人。うち、30代の出生数は60万5千人、40代は2万8千人の
合計63万3千人。平成18年には同調査では、30代は58万8千人 、40代は2万2千人の
合計61万人。出生総数の約58%を占めています。
わずか2年で、30代~40代の出産が2万2千人増加しています。
特に顕著な伸びをしめしているのが、30代後半と40代前半の年齢層です。
中医学では、女性の体は7の倍数で変化をする、生殖能力の一番のピークが
28歳、35歳からは老化がはじまるといわれています。
あいはんする状態が現代では起こっています。
昔に比べて、食事が豊富になり栄養がよくなっています。
実際の年齢よりも若く見える方が増えてはきていますが実際に生殖年齢は
昔とあまり変わらないように思います。
厚生労働省の数字だけみると、40代になっても、多くの方が妊娠できるように
思うと思います。しかし、妊娠を望んで子どもが授かった方の率というのはないので
どのくらいの確立で授かったのかはわかりません。
いろんな講座をきく度に、年齢とともに妊娠率低下は聞きます。
不妊カウンセラー養成講座に参加する度に、
35歳からは、卵の質が低下・妊娠率が低下と何度も聞きます。
今年37歳になる私は、聞く度にヒャ~ガ-ン
チムドンドンします。
その講座において、40代の女性の産婦人科の医師が質問をしていました。
晩婚化により妊娠したい時期・子どもが欲しい時期が遅くなっている現在
自分が若い時の卵を採卵凍結して置くシステムができないであろうか?という質問がありました。
現在はそのようなことはできません。いずれは子どもが欲しいけど
今すぐにはと不安に思っている方がたくさんいらっしゃると思います。
私達ができることは、外見だけではなく内面の体を一歳でも若く保つ
努力をすることかなと思います。
いろんな高度医療が発達していますが、
体外受精をしても40代からは妊娠率はがくりと下がります。
いつまでも妊娠できる体ではない。
そのことをふまえて人生計画ができればいいなと思います。
昨日、母から明るい話を聞きました。
母の友達のいとこが、男性40才・女性39才
結婚相談所で知り合い半年で結婚
と同時に妊娠したようです。
・・・こんな話を聞くと
数値・データーだけではわからない
いろんなことがあるな~と思います。
希望がわきますニコニコ