漢方では気とは気力・やる気などのように、エネルギーでエンジンのようなものといわれています。
気があってはじめて、体内の血液・体液などが動き循環がおこるといわれています。
なので気がなくなるということが、死なのです。
とっても重要なものです。
気は食事からの栄養と空気から作り出されます。
なので胃腸が弱いと、気が不足している人が多いです。
肺が弱い方も同じです。
その場合は漢方薬では、胃腸の機能を高める漢方薬、
肺の機能を高める漢方薬を使って
気が作り出せるような体を作っていきます。
感情面によっても気を取り込めます。
『 不食という生き方 』 著:秋山佳胤
という本に
この方は飲食をせずに生活をしています。
その方が摂取しているのがプラーナと言われる気のようなもののようです。
プラーナは大気に充満しています。
これを取り込むのですが、誰でも無意識に取り込んでいて、発しています。
ちなみに、
『リラックスすればするほど楽に摂取でき、
自分を悪いと裁き罪悪感をもつ、自分をせめると緊張をしてプラーナの摂取を減少させる』
と書かれています。
漢方でいう気という存在を実際に、摂取して生きている実践しているのにも驚きでしたが
どのような感情でいると気が摂取できるか明らかに書かれてありました。
私はよくお客様に、
『自分を責めることで、罪悪感を持つことで、
気の消耗がおこり、ますます気力が減るので止めてください』と、言っていましたが
摂取も減るので、ダブルパンチです。
気を増やすにはリラックスが重要なんだと再認識しました。
*私の言葉ではうまく伝えられないことも多いですが
『不食という生き方』 不食に興味がなくても、おすすめです。