卵子も大切だけど、子宮も重要だね

ある病院の、体外受精をおこなう前の説明会に行ってきました。
とても参考になる話で面白かったです。
体外受精がイギリスではじめに成功したのが1978年 (36年前)
日本においては 1983年 (31年前)
顕微授精が   1992年  (22年前)
この何十年かの間に、生殖医療はどんどん進歩していったんだなと思いました。
今となっては、約40人に1人は体外受精にての出産だといわれています。
すごい技術の発展ですよね。
しかし、妊娠率は20~30%しかなく、高齢になるほどやはり妊娠・出産は難しくなっています。
いかに高齢の方の妊娠率をあげるかが、問題点となっていると聞いたことがあります。
採卵された卵子の質を問題視されますが
(高齢になると質のいい卵が取れにくくなります。)
今回の説明会では、着床の部分で、子宮に問題がある場合があると説明がありました。
子宮の奇形・筋腫・ポリープなどはもちろんですが
子宮鏡で子宮をみた時に、子宮内膜炎があったり(症状はないしエコーではわかならい)
白っぽくて血液循環が悪い時などがある時など、着床しにくいようで
内膜炎の治療をしたり、血液の循環が悪い場合は、お風呂・運動などをすすめるようです。
卵子・受精卵には問題はないけど、なかなか着床しないなどある場合は
子宮鏡をしてみてもいいかもしれませんね。
病院によって、より妊娠に近づけるための独自の考え方があるので
ご自身に合っている方法を相談して、選択していけるのが重要だなと思いました。