卵子凍結 助成

浦安市が順天堂大学と提携して、
加齢による不妊を避ける目的でj健康な女性が自分の卵子を凍結保存することに
資金を出すということが新聞に載っていました。

研究費用と浦安市在住の女性が利用する場合は、保険適応の3割ですむようになるようです。
ネットで調べると、費用は60万~100万円に、毎年の保存費用がかかるようなので
3割になると、金額的には大きいですが頑張れば出せない金額ではなくなりますね。

卵子を凍結しておいて、結婚した時に使います。その際は体外受精になります。
現在の不妊治療をしている方の結果として
体外受精での出産率は30代から低下を始め、36歳ごろから加速し、36歳で16.8%、40歳で8.1%、
42歳で5%、45歳だと1%以下になっているので
卵子の凍結は年齢により低下する妊孕力を完全に保つものでありません。

たしかに若い頃の卵子なので、通常の体外受精よりは妊娠率があがるのかな?とも
思いますが、子宮や血管の循環も重要なファクターになるのでなんともいえないところですね。
妊娠が100%でないために
35歳の採卵で 10個 40歳の採卵で50個
と書かれてある記事も見ました。
5年以上前に、不妊カウンセラー養成講座にて
婦人科の女医さんが、

『結婚する相手もいなくて、仕事もまだまだしたい、だけどいずれは子どもが欲しいけど
どうすればいいですか?卵子凍結ができるようになればいいですね』
という質問をしていました。

『現状では、倫理的な問題もあって。先生早く結婚するしかないですよ』
との答えだったのを、そのころ独身30代だった私はよく覚えています。

現在、
卵子は老化するということが世間にしれわたるようにもなり
病院によっては年齢制限をもうけて卵子凍結を行なえる時代になりました。
いろいろな生殖の形がでてきて、選択できる道が増えてきています。

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