2007年3月
女性の体についてです。
漢方では女性の体は「7の倍数で変化する」ととらえています。7の2倍の14歳前後に初潮を迎え、21歳から成熟期にはいり、28歳で身体機能・性機能のピークになり、35歳から少しずつ老化が始まります。42歳を迎えると老化は加速し、49歳前後には閉経を迎えます。
人によって多少の違いがありますが、このように生理と性機能の変化がおこってきます。しかし現在生理不順・若年性更年期の方が多いのは、毎日の生活の不摂生が関係しています。暴飲暴食・睡眠不足などでエネルギーを消耗しやすい生活を送っているために老化が早まっていくのです。
老化を止めることは無理ですが、漢方の知恵を使ったり、生活習慣病を予防することにより、老化の波をゆるやかにすることは可能です。