風邪ではないけど、風邪のようにだるい

主人がだるい~だるい~ と連呼ガ-ン
毎回のことだから、ほっておいたのですが
 
 『おまえは俺のことをまったくわかっていない、熱はないけど風邪のように体が重だるいんだよ~』
仕事から帰ってきてから、体温計で熱をはかり、平熱だというのを数日繰り返していました。
そこでふっと思いだしたのが
漢方用語でいう 『半表半裏』 の状態 
邪気(病原菌)が 表にあると 風邪の症状になり、それからひどくなると裏に入ってくるといわれています。
その中間に邪気がある状態のことをいいます。
よく老人とか、免疫力が低い人、風邪が治ってもなかなか完治しない場合におこります
完全に邪気を外気に出すことができずに、体内にこもっている状態です。
そのときの漢方薬は
  『柴胡桂枝湯』
主人は1日飲んで良くなったようで、風邪のようなだるさが取れた~と喜んでいました。
そういえば、以前に風邪かかっても熱が出しきれないお客様に 『柴胡桂枝湯』 をおすすめしたら
とても効果があり、その方は愛用していたなと思い出しました。
主人にも早く勧めてあげればよかったですねおすまし