肌のシミ

シミについて講習会で学びました。
日焼けで色が黒くなるというのは皮膚細胞が傷つくのを守るために肌色を黒くして紫外線の影響をうけないように、体の防御反応としておこることで、太陽にあたらなくなると肌は白くなります。
シミというのは紫外線にあたりすぎて細胞が遺伝子レベルまで傷ついてしまった時にできます。と
いうことはできてしまったシミというのは取れないんじゃないかと思いますが、時間がかかりますが取れてきます。取れ方としては、ぱっといっぺんに取れるのではなく、白斑のように所々白く色が抜けていき、いつのまにかなくなっているとい
う経過をたどります。
シミをとる方法ですが、その前に皮膚の構造について書きます。皮膚は何層ににもなっているんですが、一番下が真皮でそこまでは血管があり、その上の細胞に栄養を送っています。その次が何層にもなっている表皮です。
表皮の一番下は基底層で、その部分の細胞分裂がおこり、古い細胞が表面に上がっていき、一番上の皮膚表面の角質層になり、それがあかとなっていきます。
通常若い時は皮膚の生まれ変わりは、基底層から角質層まですすんで垢になるのに28日サイクルなのですが、年齢を重ねていくと、角質層から垢になるのが遅くなり、角質層が厚くなってしまします。よって35日サイクルとかになるのです。
まさに「年を取ると面の皮が厚くなる」ということになります。
シミというのは表皮の細胞の一部がメラニン色素により黒くなっているということですから、これを皮膚の代謝をあげて早く脱皮することにより黒くなっている表皮を垢として出す必要があるのです。となると方法は
①皮膚代謝サイクルを28日にもっていくために、皮膚に栄養を与えている真皮の部分の血流をよくする必要があります。
 質の良い血液を循環させる為に、食事療法・漢方薬・サプリメントを使います。
②角質層の厚みをとるために、ピーリングをして余分な物をとってしまう。
 それと外から角質層に栄養を与えないといけないので、化粧水を皮膚に入れ込みます。
③シミは油の多いTゾーンにはできないとおもいませんか?油の少ない頬にできています。
 油が紫外線をカットしています。なのでシミができないように、程よい油オイルを塗ります。
そうしていくことによりだんだん半年くらいでは薄くなっていきます。
漢方的に考えるとシミはお血(血液循環が悪い)で表面的で、目に見える症状の一番最初にあげられるものです。まだ表面だけのお血ならいいのですが、もしかしたら内臓のお血にこれからなるシグナルかもしれません。
基礎化粧のスキンケアーの方法をおさらいです。
クレンジング→洗顔→ピーリング→マッサージ→パック→化粧水→化粧水パック→美容液→乳液→クリーム 
私もトライしたのですが、なんだかんだで1時間くらいかかりました。
綺麗になるというのは、時間がかかるもんですね赤ハイビスカス