夫婦が協力するとは?

『妊娠は女性ひとりの問題ではない。夫婦2人の問題だ』
といわれますが、
どちらかに病院の数値的に不妊の原因があっても、
そのことが子どもができない100%の原因ではないし、
実際に子どもに恵まれる人がいます。
妊娠とはどんな治療をしても100%にはなりません。
なので男女共に妊娠に良いといわれる事を実践して確立を高めていくことだと思います。
その意味でお互いに努力をしていくという事を夫婦協力していく事だと思っていました。
精神面での心のケアーもお互いに話し合いをし治療方針を決めていかれると思います。
ところで、
夫婦でどのくらい話し合いをしていますか?
私の場合でいうと、不妊症治療のリスク・排卵日・妊娠の○×・将来の子どもが生まれた時の子育て方法など
くらいしか話していなかったと思います。
どちらかというと負の要因をよく話していたように思います。
あるお客様は、すべて話すと言われていました。
すべてとは、男女の体の仕組み・妊娠の仕組み・病院での現在の治療・漢方の治療・体調・気持ちなどです。
良い事も悪い事も全部です。
ご主人さんが理解できるように、子宮の図も用意して説明し、
理解しているか、自分の言葉で話してもらうようです。
なぜそこまでするのかと聞くと
「子どもが欲しいというのは2人のことなので、女性ひとりでかかえているのはおかしい。
 男性は性については教育を受けていないのでまったく知らない。知らないのは教えていかないといけない。
 よくご主人さんが協力的ではないというけれど、知らないものは質問もしようもないと思うから。」
メリットとして言われていたのは
 ①客観的に現在の状況をみてくれる
  女性は、どちらかというと今の生理周期のことしか見えなくなり、生理がくるか・こないかだけ考えがちになり
  落ち込むことが多い。そんな時ご主人さんが良い事も悪い事も知っていると、客観的にみてくれて、
  この方法をとった方が、調子がいいようだとアドバイスをくれるので、自分の状況が把握しやすくなった。
 ②自分では気づいてない事を、発見する事がある。
   女性では気がつかない部分を、気がついて、質問してくれるのでその事を病院や薬局で聞くことで
   知識が増える
 ③話が広がり、パートナーと良い関係を作れる
  つねに話をすることにより、不妊治療以外の話にも話題は広がっていくので
  共通の話題が多くなり、ラブラブになれる
とお客様から教わりました。
ご主人さんに理解してもらうように話をするには、女性自身もよりよく今の状態を把握しないといけないし、
結構な労力を必要とすることだと思います。
私は、お客様に理解していただけるように話をするというお仕事をしているというのに
主人に対しては、不親切に話していたかもしれません。
また、負のことばかり話をして、良い事を話していなかったために不安感を与えていたかもしれないと
気づかされました。
お客様から教えて頂き感謝しています。 
夫婦が協力していくとは、このような事柄もあるのではないかと思いました。

飛行機の中から虹を見ました。ラッキーです。わかるかな?