最近よく本を読みます。お勧めの本がありました。
『おなかの中から始める子育て』池川明 サンマーク出版
池川先生は産婦人科の先生で、子どもの胎内記憶のことを研究している先生です。
一度、不妊カウンセラー養成講座においてもお話を聞いた事があります。
この先生は、子どもは、親を選んで生まれてくるということが書かれています。
それは先生が考えたのではなく、子ども達が、お話をしたことを聞き取ったものです。
赤ちゃんには意識があるということが前提で、
妊娠中からお父さん・お母さんは胎児に話しかけ、子どもとコミニケーションをとることで
出産後の関係もスムーズにいくということが書かれていました。
安心して出産にいどめるアドバイスなどが書かれていて、
読んでいるだけで、顔がほころんできます。
私の印象に残っている文章があります。
お産の現場に立ち会っていると、生まれるということは死ぬことにとても近い神秘的な
ことではないか、と感じる事もあります。
赤ちゃんはあちらの世界で軽やかに生きていたのに、向こうでいったん死んで、
こちらの世界に生まれてくるのかもしれません。
もうしどうならば、私たちが死に向き合う時に恐怖を感じるように、赤ちゃんも
生まれるとき恐ろしい思いをしているはずであり、産声はこの世に産まれてきた
喜びの声どころか、あちらの世界から切り離される恐怖と不安の叫び声ということになります。
大変な思いをしてこの世にきてくれた赤ちゃんを「よく来たね」と温かく」迎えてあげたい。
とありました。
私は、自分の気持ちしか考えた事がなく、育てられるだろうか?五体満足だろうか?出産はたえられるか?
今の仕事はどうなるんだろ?生活の変化は?と不安・恐怖などは数え切れないくらいありました。
自分のことばっかり考え、この世にくる赤ちゃんの気持ちは考えていませんでした。
私よりも赤ちゃんは恐怖・不安かもしれません。
それを受けとめてあげるべき、赤ちゃんを守ってあげられる存在が
不安では、あかちゃんはより恐いだろうな~と思いました。
妊娠する前から少し、どっしりした気持ちになったほうが、赤ちゃんは授かりやすいのかな?
と思わせてくれた本です
はじめまして
とても心に響きました
わたしは二年前に流産し
それを気に、うつになって今にいたります
抗うつ剤を飲むことから、ピルを飲み、
子供を授かりたいという気持ちとは逆に
できないように薬を飲むという
心を自分で裂くような毎日でした
今は心身ともに改善しつつあるので
また前向きに子供のことを考えようと夫と話し合っているところです
素晴らしい 宝 を授かったら
心から愛していこうと思います
有り難うございました