東京での講習会

 前回の記事に東京に講習会と書かれてあったけど、遊びに?と思われました?
ちゃんと勉強もしてきましたよ。
イスクラ産業の「不妊症専門講座」というグループに所属して
毎月のテレビ電話を使っての症例検討会、年2回のスクーリニングで西洋医の話を聞きます。
病院での検査・治療方法などを勉強しています。
今回は、スクーリニングで『無排卵』について話を伺いました。
無排卵といってもいろんな種類があり、いろいろな治療法があるんだと思いました。
私が印象に残っているのは、
早期閉経、年齢が40才未満でFSHが高値になり閉経となってからも、
そのホルモンには波があり、排卵することがあるということです。
ということは、妊娠率が0%ではないことに嬉しくなりました。
毎回排卵はしなくても、うまい具合に排卵する時をとらえ、タイミングをあわせると
チャンスがあるということです。
その為には、体を作りホルモンバランスをとっていける漢方薬は有効だと思いました。
漢方医の中医師の先生からの講義もあり
ますます無排卵には漢方がいいんだと思いました。
今回の症例検討に、どうしても中医師の先生にアドバイスがほしかったので
提出したところ、選ばれて40人くらいの前で発表することになりました。
初めての経験でドキドキしたのですが、
お陰様で、いろんな情報を得ることができ、薬局での相談にいかせます。
このようなグループに所属しているので、いろんな情報が入手できるし、
私がわからない事は、すぐに質問できる体制ができています。
なので、お客様にも安心して相談していただければと思っています。
話は変わりますが・・・
このスクーリニングは北は北海道から、南は沖縄までの薬局の先生がくるのですが
地域によって、よく使う漢方薬が違う事。話を聞いていてびっくりします。
沖縄は湿度が高いので『湿熱』の漢方薬をよく使います。
東北では寒いので『温める』漢方薬をよく使います。
また、まわりの環境の違いも異なります。
都会のほうと、地方では子どもの欲しい理由も異なります。
こんなにも、地域によって事情や環境が違うんだな~と思いました。
沖縄は、沖縄にあった漢方薬の使い方があります。
個人の体質によっても漢方薬は違いますので、
是非、相談のうえ漢方を始めることをお勧めします。
私も、全国の先生と切磋琢磨して勉強して
地域にあった漢方相談をするように努力していこうと思いました。