男性不妊症 ・・・ 本紹介

『男性不妊症 石川智基著』
最近、男性不妊を取り上げる番組でよくでてくる 石川先生の 本です。
読みやすくて、とってもためになりました。
不妊症の原因の半分が男性にあるといわれているけど、
男性不妊を見る医師・医療機関が少なく、女性負担がかかっている現状があるということで
男性不妊の原因・治療法が詳しく書かれていました。
私が興味をもったのは、
精子数・運動率が悪い場合、病院では漢方(補中益気湯)やビタミン剤(ビタミンB12・ビタミンc)を飲むことで
清掃の血流をよくして、精子の受精能力を高めるために使います。
大変良く効くというこてありませんが、何もしないよりは、ということで処方することが多いです。
石川先生の考えでは、精液検査結果のアップより、妊娠にしやすいのようなものを信じて処方するようで
内服により精液検査のデーターが横ばいであっても、
精子1匹1匹の質(は上昇していることが多くある
精子形成が3か月弱かかることから考えて、このような処方は比較的長期間行なう必要があると書かれてありました。
お客さんに、卵子の質がわからないので老化というより、6ヶ月かけて原始卵子に血液循環をよくして
栄養をおくることで質の良い卵子ができやすくなるようになる。
精子も同じように質はわからないから、循環をよくすることで質をあげることが重要だと説明していました。
なので、ご主人さんも精子検査に異常がなくても、漢方薬を飲んでいたほうが妊娠への確率があがるんだと
この本を読んで再確認しました。
夫婦で漢方を飲んでいたほうがいいとは思っていましたが、お金のかかることだし
とりあえず受精卵をはぐくむ女性の方ばかりに目をむけていましたが
これからは積極的に男性にも漢方をすすめていこうと思いました