帝王切開

帝王切開の時には、親子手帳に出血多い645ml(500ml以上を多量という)と書かれました。
当然のように、貧血になりました。
出血をするということは、漢方的にいうと、
体に必要な血(血液の材料)・気(元気の元のようなもの)などの材料が体外にでていきます。
そのおかげで、私が現れた症状は、貧血・悪寒発熱(体温調節ができなくなる)・むくみ
貧血があると母乳も血液から作られるので影響がある
などがでました。
また、お腹・子宮を切るのでその部分に血・気の滞りである気滞・お血ができます。
気滞(きたい)とは、気の流れが滞り、渋滞を起こしてしまうこと。
お血(おけつ)とは、血液の流れが悪くなり、血液の質が低下すること。
そうするとひどい人では、傷の治りが悪くジュクジュクしたり、ケロイド、癒着などが
おこる可能性がでてきます。
なので私は出産直後から
血・・・婦宝当帰膠 (母乳の出もよくなります・悪露もすっきり出ます)
気・・・衛益顆粒
気滞・お血・・・田七人参(傷の治りを早くします)
を飲んでいました。
そのお陰か出産直後の症状はひどかったと思うのですが、その後の回復は
早いと言われました。
出産でおこった症状が原因で2人目不妊にもなりやすいので
次の妊娠を考えている場合は、出産後のケアーも大切になります。
出産するとたくさんの栄養が体から出ていきますし、体の防御能力が落ちるので
せめて一ヶ月は栄養のあるものを、しっかりとることと、
体を冷やさない(体に冷えが入りやすいのでお血になりやすい)
などが重要です