漢方・サプリメントは相乗効果です

おなは薬局では、漢方薬・サプリメントなどを症状を改善するために、
何種類も同時に使っていくことがあります。
また、飲んで頂いて体調の変化をみながら漢方薬・サプリメントを見直していきます。
ずうと同じのを使用していくのではありません。
お客様によく言われるのが
『Aを飲んでから症状がよくなったから、Aはよく効くねとか』
『飲むのはAだけにしていいね~』
などです。
よく効くね、というのはお褒めの言葉で嬉しいんですが
そんな単純なものではありません。
もしかりに、最初からAを単独で飲んでいたら効果があったかというと
???疑問です。
いろんな体の問題は、複雑にからみあったいるため、
段階的にほどいていっている様なものです。
たとえば、胃腸の弱い方は何を飲んでも吸収されないので
まずは胃腸を整えてから、栄養になるような漢方・サプリメントの胃腸負担の
少ないのから入れ、どんどん栄養が高いの(効果が高いのは胃腸に負担が大きいのが多い)
に変更していくため、長期にわたり服用します。
ご自身が期待する効果が現れてくるのが、栄養が高いのを飲むとでてきます。
しかし、けして栄養の高いのが効いたわけではなく、
今までの経過も必要だったということと、他に一緒に飲んでいるものの相乗効果が
でているということです。
この境界線の上からは、健康の水準だとすると
健康水準まで貯めて貯めて、線を越えるとどんどん良くなっていくので
そこまでは、時間がかかりますが頑張って頂きたいと思います。
では、健康水準を上回ってくると、漢方・サプリメントを止めていいかというと
すぐに中止してしまうと下がっていきやすいので、
ある程度続けてもらい、それから序序に減らしていきます。
妊娠に関していえば、良い水準までいけば妊娠するまで同じものを飲んで頂いた方が
結果が早いです。