顎関節症
確立した診断基準はなく、開口障害や開口、閉口時に痛みが出現するものをいう
【疫学】
10代後半から20代女性に多くみられる
【成因・病態生理】
現在では顎間接とその周囲の筋肉や神経の障害ととらえられている。
要因は精神的ストレスや歯ぎしりとされている。
【症状】
開口障害(口が開かない)、顎が痛い、開口時に音がする等。
【治療】
顎間接の安静を保つ。ほか症状緩和のためにマウスピースの装着、消炎鎮痛薬など。
場合により理学療法、外科的療法。
【予後】
一般的に良好。長期的予後については明らかでない。