臨床医学各論 第8章 整形外科疾患
外傷・捻挫
関節部に外力が加わり、生理的な可動域を超えた時におこる関節包、靱帯などの関節支持組織の軽度の損傷。
〈疫学〉
日常生活でも頻繁にみられる。また、スポーツ外傷として発生することが多い。好発部位は足関節で、ついで膝関節、肩関節、肘関節、手指に生じやすい。
〈症状〉
自発痛、圧痛、腫脹、運動制限、異常可動性
〈治療〉
受傷後なるべく早期に整復することが望まれる。整復後、ギブスなどで約3週間固定し、その後、後療法を行う。
〈治療〉
RICE療法