臨床医学各論 第8章 整形外科疾患

外傷・スポーツ障害
スポーツによって起こる障害を総称してスポーツ障害と呼ぶ。急に大きな力が加わり発症するものをスポーツ外傷といい、繰り返しの動作によって発症するものをスポーツ障害という。

野球肩
野球によって生じる肩関節周囲の組織のさまざまな障害を総称したものである。

〈原因〉
投球動作により肩の腱板を構成する4つの筋は疲労し、腱板機能の低下をもたらす。結果、腱関節の安定性が低下し、関節周囲組織に種々の急性炎症をもたらす。具体的には肩峰下滑液包炎、腱板炎、関節包炎、関節炎、上腕二頭筋長頭腱炎などである。慢性化すると、腱板損傷、関節拘縮、関節唇損傷、ベネット骨棘などを生じる。

※回旋腱板とは肩甲下筋・棘上筋・棘下筋・小円筋からなり、肩関節を動かすことはもちろん、安定させる固筋として重要な役割を果たしている。

〈症状〉
投球動作時の疼痛、筋萎縮、可動域低下、関節の不安定性

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