第1章 感染症 『3』性感染症(STD)
性器クラミジア感染症:クラミジア・トラコマチスによる。第5感染症
「疫学」
非淋菌性尿道炎の原因として最も多い
「成因・病態生理」
性行為で感染。尿道上皮細胞内に感染して増殖し、尿道炎を起こす。
「症状」
潜伏期:1~2週間。頻尿、排尿痛。女性では、頸管炎、子宮内膜炎、卵管炎などに波及→不妊の原因になりやすい。
男性では、精巣上体炎などへ波及することがある。
「診断」
抗原抗体法などで検出
「治療」
抗菌薬
「経過・予後」
適切な治療で完治