第1章 感染症  『2』ウイルス感染症

単純ヘルペス感染症単純ヘルペスウイルスによる。

「疫学」
1型(HSV-1):直接感染(唾液)または飛沫感染による。1~3歳で初感染することが多い。
2型(HSV-2):性行為により感染することが多い。(唾液や患部の直接接触)

「成因・病態生理」
HSV-2:不顕性感染が多い。感染部の皮膚や粘膜を支配する知覚神経終末から軸索に沿って侵入し、知覚神経節に潜伏する。

「症状」
皮膚・粘膜部に小水疱が集簇性に生じる。→水疱が破れるとびらんとなる。
①1型(HSV-1)感染症:主に口腔粘膜に感染。初感染の場合は歯肉口内炎や髄膜脳炎(単純ヘルペスによる脳炎は側頭葉・前頭葉・大脳辺縁系に好発)を起こす。再活性化で口唇ヘルペスなど。口唇部に病変が起きやすい。

②2型(HSV-2)感染症:初感染の潜伏期は2~20日。性器ヘルペスを起こす。外陰部、殿部などに病変が起きやすい。

「診断」
ウイルス抗原抗体検査など

「治療」
抗ウイルス薬

「経過・予後」
免疫能に問題がなければ予後良好。しばしば再発する。中枢神経感染症、免疫不全患者、新生児に感染したときは予後不良。

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