第1章 感染症  『2』ウイルス感染症

水疱・帯状疱疹水疱・帯状ヘルペスウイルス

「疫学」
水疱は主に小児に感染・発症する。帯状疱疹は高齢化に伴い一生に7~8人に1人の割合で罹患。

「成因・病態生理」
直接接触または飛沫による感染。初感染すると、急性丘疹性疾患が発症→水疱。
水疱の治癒後、ウイルスが神経節に潜伏感染し、再活性化によって発症する→帯状疱疹。

「症状」
①水疱:
潜伏期10~20日
発熱・皮疹。皮疹は紅色、丘疹→水疱→膿疱→痂疲(かさぶた)と変化

②帯状疱疹:三叉神経節や脊髄後根神経節などに潜伏感染したウイルスが再活性化することにより、神経節の支配領域の皮膚神経の走行に一致して帯状の水疱をつくる。発疹とともに当該神経の神経痛を伴う。

「診断」
臨床症状、水疱内溶液などからウイルス分離・同定など

「治療」
水疱には対症療法(解熱薬、抗ヒスタミン薬など)
帯状疱疹には抗ウイルス薬投与

「経過・予後」
水疱は免疫能に異常が無ければ予後良好。ただし、潜伏感染して再活性化することがある。
帯状疱疹は予後良好であるが、疼痛が数ヶ月~数年にわたり残ることがある。

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