臨床医学各論 第8章 整形外科疾患

脊椎分離症・脊椎すべり症
脊椎分離症とは、上下関節突起をつなぐ脊弓において骨が分離してしまった状態をいう。L5に好発する。
脊椎すべり症とは、上位椎体が下位椎体に対して前方に滑って移動している状態をいう。これらは併発することも多く、その場合は脊椎分離すべり症という。

〈疫学〉
脊椎分離症はスポーツ選手に多く見られる。10~20%程度が分離すべり症となる。脊椎すべり症は、20~30代では性に多く、40~50代では女性に多い。

〈原因〉
発育期の過度の運動による疲労骨折や遷延治癒。外傷性による。

〈症状〉
共通症状:罹患腰椎棘突起の圧痛
脊椎分離症:腰部の鈍痛、疲労感 ※坐骨神経痛無し
脊椎すべり症:陥凹、腰椎の前彎増大 坐骨神経痛 有り

〈診断〉
X線撮影:45°斜位像ではテリア犬の断裂像と呼ばれる分離部の断裂像を見ることができる。

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