第1章 感染症  『1』細菌感染症

破傷風破傷風菌(嫌気性)によって起きる急性感染症。感染症の5類感染症。
「疫学」
3種混合ワクチンで減少、現在の発症数は年間数十例程度。

「成因・病態生理」
創傷感染。外傷などの傷口から侵入。破傷風菌の産生する外毒素が中枢神経を障害し随意筋の痙攣を起こす。

「症状」
潜伏期:4~7日、あるいは4~5週
発症:創傷部周囲筋肉の緊張・痙攣、受傷側の四肢反射亢進、下顎筋こわばり、嚥下困難、、随意筋の痙攣による牙関緊急(開口障害)、痙笑(顔面筋痙攣)、体幹・四肢の筋肉痙攣による後弓反張(全身の伸筋の緊張亢進)、嚥下障害
※わずかな音や光の刺激で筋痙攣が誘発される。

「診断」
傷の既往・筋肉痙攣が特徴

「治療」
受傷部位を解放し、洗浄する。破傷風免疫グロブリンを筋注して毒素を中和。ペニシリンけい抗菌薬

「経過・予後」
開口障害から全身痙攣までの期間が短いほど重症。予後は窒素、誤飲性肺炎、心臓麻痺などを起こすので不良。致命率は約50%

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