臨床医学各論 第8章 整形外科疾患
五十肩:50代を中心とした40代後半から60代前半にかけておこる、肩関節の痛みと関節拘縮をおもな兆候とする症候群をさす肩関節周囲炎
〈疫学〉
男女差はなく、50歳代に最も多い。次いで60代、40代と続く。
〈病態生理〉
はっきりした原因は不明であるが、加齢による軟部組織の障害が原因と考えられる。
〈症状〉
肩周囲の疼痛→夜間疼痛、運動制限
〈診断〉
結帯:外転+内旋
結髪:外転+外旋
〈治療〉
保存療法:薬物治療、リハビリ、鍼灸、マッサージ
観血療法:手術