臨床医学 「1-3」細菌感染症 ジフテリア 第1章 感染症 『1』細菌感染症 ジフテリア:ジフテリア菌によって起きる急性感染症。感染症の2類感染症。 「疫学」 三種混合ワクチンで減少。現在の患者発症数は年間数例のみ。 「成因・病態生理」 飛沫感染。起動に感染し偽膜を形成し気道閉塞を起こす。ジフテリア菌の産生する毒素により心筋障害、神経障害を起こす。 「症状」 ... 2013年6月21日 小那覇 安之
臨床医学 「1-2」細菌感染症 百日咳 第1章 感染症 『1』細菌感染症 百日咳:百日咳菌による急性上気道感染症。 感染症法の5類感染症(見込み)、学校伝染病では第2種に指定。 「疫学」 3種混合ワクチン接種で減少したが、現在でも 乳幼児に多い。 ※DPTワクチン(D:ジフテリア、P:百日咳、T:破傷風)DPTともよばれる。 「成因・病態生理」 飛沫感染 ... 2013年6月20日 小那覇 安之
臨床医学 「1-1」細菌感染症 猩紅熱 第1章 感染症 『1』細菌感染症 猩紅熱:A群溶血性連鎖球菌による感染 「疫学」 3~12歳の小児に多い。冬から春にかけて発病しやすい。現在はきわめて少ない。 「成因・病態生理」 飛沫感染 飛沫感染による感染症状(急性上気道炎、咽頭炎、扁桃炎)と菌体外毒素による症状(皮疹)が現れる。 「症状」 潜伏期:2~4日 発症... 2013年6月19日 小那覇 安之
臨床医学 第1章 感染症 臨床医学各論 第1章 感染症 感染 Infectionとは微生物の侵入によって健康が害される病態をいう。 その結果おきる疾病を感染症という。 微生物 micro-organism,micro 肉眼では識別できない微小な単細胞生物の総称 微生物の種類 真核細胞:原虫、蠕虫、真菌 原核細胞:細菌、リケッチア、クラミジア、マイコプラズマ ... 2013年6月18日 小那覇 安之
臨床医学 食道炎・食道潰瘍 食道炎・食道潰瘍 物理・化学的刺激や感染により食道粘膜に炎症を起こしたもの。 遺産や胃内容物の逆流によるものをとくに逆流生食道炎という 最近、噴門部括約筋の機能障害は ・呼吸器疾患(慢性咳嗽、慢性気管支炎) ・耳鼻科疾患(副鼻腔炎、中耳炎など)の原因になると考えられるようになり GERDガード胃食道逆流疾患と呼ばれ、注... 2013年5月28日 小那覇 安之
臨床医学 食道癌 食道疾患 1.食道ガン 食道粘膜上皮から発生する悪性腫瘍。組織学的には90%以上が扁平上皮癌である。 『疫学』 60歳以上の高齢男性に多い 悪性腫瘍の死因第5位 男女比5:1 『成因・病態生理』 成因は明らかでない。危険因子とされているのはアルコール、喫煙、熱い食物 発生部位は中部食道に多く、次いで下部食道に多い。 『... 2013年5月22日 小那覇 安之