臨床医学 疼痛熱感細菌感染膿瘍 第8章-13 腱鞘炎 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 腱鞘炎 腱の周囲を覆う腱鞘に炎症が起こることをいう 〈原因〉 物理的・機械的刺激、細菌感染、リウマチ 〈好発部位〉 物理的:母指、その他の指屈筋腱→バネ指 短母指伸筋と母指外転筋→ドケルバン病 細菌感染:手の屈筋腱 リウマチ:手関節の屈伸筋腱 〈症状〉 疼痛と腫脹、熱感と機能障害。細... 2013年7月29日 小那覇 安之
臨床医学 疼痛腫脹自己免疫疾患筋力低下 第8章-12 筋肉炎・筋膜炎 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 筋・腱疾患 骨格筋:骨に付着し動きをもたらす。体重の約40~50%を占める横紋筋である。また、骨格筋は自分の意志によってコントロールできる随意筋である。 腱:筋の末端部であり骨膜に付着する。 これらの組織が傷害される ①痛い ②動かせない ③腫れている、熱をもっている 筋肉炎・筋膜炎... 2013年7月27日 小那覇 安之
臨床医学 跛行熱感腫脹運動痛 第8章-11 骨肉腫 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 骨肉腫: 骨に原発する悪性腫瘍のなかでは、42%を占めるもっとも頻度の高い疾患である。 〈疫学〉 年間に人口7~10万人に1人の発生率である。好発年齢は10代、男女差は3:2で男性に多い。好発部位は大腿骨の遠位と頸骨の近位の骨幹端膝周囲で次いで、上腕骨の骨幹端である。 〈成因〉 運動... 2013年7月26日 小那覇 安之
臨床医学 病的骨折前立腺乳がん肺がん 第8章-10 骨腫瘍 転移性骨腫瘍 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 骨腫瘍: 骨に生じた腫瘍すべてをさす。 〈分類〉 ①原発性骨腫瘍:もともと骨から発生した腫瘍 ②続発性骨腫瘍:骨以外の組織に発生した腫瘍が骨に及んだもの ③腫瘍類似疾患:腫瘍ではないが腫瘤を骨に形成する疾患 転移性骨腫瘍: 骨以外の部位に生じた悪性腫瘍が骨に転移してきたもの。全骨腫瘍... 2013年7月25日 小那覇 安之
臨床医学 骨折ビタミンD橈骨遠位端骨折上腕骨近位端骨折 第8章-9 骨粗鬆症・くる病・骨軟化症 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 骨代謝性疾患・骨腫瘍: 骨の病態生理 骨は特殊な組織であるため,刺激に対しては限られた反応しか持たない。どのように反応するか? ①骨の形成が異常になる ②骨の吸収が異常になる ③骨を構成する細胞が壊れる 骨粗鬆症: 種々の原因による骨量の減少と骨微細構造の変化のために、骨がもろくなっ... 2013年7月24日 小那覇 安之
臨床医学 骨棘形成関節裂隙狭小化ヘパーデン結節ブシャール結節 第8章-8 手指の変形性関節症 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 手指の変形性関節症: 遠位指節間関節(DIP):ヘパーデン結節 近位指節間関節(PIP):ブシャール結節 40歳以上の女性に多い。性差は1:10程度といわれている。 〈症状〉 こわばり感、関節裂隙の狭小化、骨棘の形成、時に側方脱臼 〈診断〉 X線撮影では、他の変形性関節と同じく関節裂... 2013年7月23日 小那覇 安之