臨床医学 「1-1」細菌感染症 猩紅熱 第1章 感染症 『1』細菌感染症 猩紅熱:A群溶血性連鎖球菌による感染 「疫学」 3~12歳の小児に多い。冬から春にかけて発病しやすい。現在はきわめて少ない。 「成因・病態生理」 飛沫感染 飛沫感染による感染症状(急性上気道炎、咽頭炎、扁桃炎)と菌体外毒素による症状(皮疹)が現れる。 「症状」 潜伏期:2~4日 発症... 2013年6月19日 小那覇 安之
臨床医学 第1章 感染症 臨床医学各論 第1章 感染症 感染 Infectionとは微生物の侵入によって健康が害される病態をいう。 その結果おきる疾病を感染症という。 微生物 micro-organism,micro 肉眼では識別できない微小な単細胞生物の総称 微生物の種類 真核細胞:原虫、蠕虫、真菌 原核細胞:細菌、リケッチア、クラミジア、マイコプラズマ ... 2013年6月18日 小那覇 安之
臨床医学 食道炎・食道潰瘍 食道炎・食道潰瘍 物理・化学的刺激や感染により食道粘膜に炎症を起こしたもの。 遺産や胃内容物の逆流によるものをとくに逆流生食道炎という 最近、噴門部括約筋の機能障害は ・呼吸器疾患(慢性咳嗽、慢性気管支炎) ・耳鼻科疾患(副鼻腔炎、中耳炎など)の原因になると考えられるようになり GERDガード胃食道逆流疾患と呼ばれ、注... 2013年5月28日 小那覇 安之
臨床医学 食道癌 食道疾患 1.食道ガン 食道粘膜上皮から発生する悪性腫瘍。組織学的には90%以上が扁平上皮癌である。 『疫学』 60歳以上の高齢男性に多い 悪性腫瘍の死因第5位 男女比5:1 『成因・病態生理』 成因は明らかでない。危険因子とされているのはアルコール、喫煙、熱い食物 発生部位は中部食道に多く、次いで下部食道に多い。 『... 2013年5月22日 小那覇 安之
臨床医学 その他の口腔疾患 齲歯 (う歯) 齲触原生菌(ミュータンス連鎖球菌)などが作り出す酸により歯牙硬組織から カルシウムを主体にした結晶が溶けていく現象。 初期;症状がない、エナメル質の変色 →象牙質に浸食が進むと、象牙細管を通じて歯髄と交通ができ冷水痛を感じる。 →さらにしず胃組織に炎症が及ぶと歯髄炎を起こし、熱水痛、自発痛がみられる。 ... 2013年5月21日 小那覇 安之
臨床医学 顎関節症 顎関節症 確立した診断基準はなく、開口障害や開口、閉口時に痛みが出現するものをいう 【疫学】 10代後半から20代女性に多くみられる 【成因・病態生理】 現在では顎間接とその周囲の筋肉や神経の障害ととらえられている。 要因は精神的ストレスや歯ぎしりとされている。 【症状】 開口障害(口が開かない)、顎が痛い、開口時に音... 2013年5月21日 小那覇 安之