臨床医学 「3-1」性感染症(STD) 梅毒 第1章 感染症 『3』性感染症(STD) 梅毒:梅毒トレポネーマによる。5類感染症。 「疫学」 現在では減少傾向 「成因・病態生理」 性行為によって感染。母親が梅毒の場合、母体内で感染する→先天性梅毒 「症状」 第1期梅毒: 感染後3ヶ月まで 感染後3週間目に初期硬結ができそれが腫瘍となって硬性下疳を生じる。所属リン... 2013年7月5日 小那覇 安之
臨床医学 「2-6」ウイルス感染症 水疱・帯状疱疹 第1章 感染症 『2』ウイルス感染症 水疱・帯状疱疹:水疱・帯状ヘルペスウイルス。 「疫学」 水疱は主に小児に感染・発症する。帯状疱疹は高齢化に伴い一生に7~8人に1人の割合で罹患。 「成因・病態生理」 直接接触または飛沫による感染。初感染すると、急性丘疹性疾患が発症→水疱。 水疱の治癒後、ウイルスが神経節に潜伏感染... 2013年7月4日 小那覇 安之
臨床医学 「2-5」ウイルス感染症 単純ヘルペス感染症 第1章 感染症 『2』ウイルス感染症 単純ヘルペス感染症:単純ヘルペスウイルスによる。 「疫学」 1型(HSV-1):直接感染(唾液)または飛沫感染による。1~3歳で初感染することが多い。 2型(HSV-2):性行為により感染することが多い。(唾液や患部の直接接触) 「成因・病態生理」 HSV-2:不顕性感染が多い。... 2013年7月3日 小那覇 安之
臨床医学 「2-4」ウイルス感染症 流行性耳下腺炎 第1章 感染症 『2』ウイルス感染症 流行性耳下腺炎:ムンプスウイルスによる耳下腺の急性炎症。俗におたふくかぜと呼ぶ。5類感染症。 「疫学」 主に学童が発病。約15%は思春期~成人に発症する。成人になって罹ると重症化しやすい。 「成因・病態生理」 飛沫感染で気道からウイルスが侵入し・増殖。ウイルス血症を起こし唾液腺、... 2013年7月2日 小那覇 安之
臨床医学 「2-3」ウイルス感染症 風疹 第1章 感染症 『2』ウイルス感染症 風疹:風疹ウイルスによる熱性発疹性疾患。2~3日で軽快するため3日ばしか。妊娠中に風疹に罹患すると、胎児に奇形などを起こす危険性がある。 「疫学」 小学校低学年に多い(ときに成人も罹患)。5年ごとに大流行するが、年間5千人(1999年)と少なくなっている。 「成因・病態生理」 飛... 2013年7月1日 小那覇 安之
臨床医学 「2-2」ウイルス感染症 麻疹 第1章 感染症 『2』ウイルス感染症 麻疹:麻疹ウイルスによる熱性発疹性疾患。5類感染症。 「疫学」 主に3歳以下の乳幼児期に発病。年間数万人発病、数十例が死亡している。 「成因・病態生理」 飛沫感染により、上気道粘膜に侵入・増殖し、所属リンパ節→全身諸臓器に至り二次的増殖が起きて発症。 「症状」 潜伏期:10~12... 2013年6月29日 小那覇 安之