臨床医学 病的骨折外傷性骨折疲労骨折骨折線の走行 第8章-31 外傷・骨折 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 外傷・骨折 何らかの原因によって骨の生理的連続性が断たれたもの 〈分類〉 *原因分類 外傷性骨折:骨に強度を超える外力が加わっておこる骨折 病的骨折:基礎疾患により、わずかな外力でおこる骨折 疲労骨折:軽度の外力が繰り返し加わることでおこる骨折 *程度分類 完全骨折:骨の連続性が完全... 2013年8月18日 小那覇 安之
臨床医学 呼吸障害循環障害排尿障害消化器障害 第8章-30 脊髄損傷 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 脊髄損傷 脊髄損傷とは、脊柱管のなかに保護されている脊髄の損傷 〈疫学〉 年間新規発生件数:約5000件 患者数:約8万人 男女比:約4:1で男性に多い 平均年齢:48歳 受傷原因は交通事故関連が最も多く、次いで転落事故、スポーツ事故である。 〈成因〉 脊髄損傷のほとんどは外力によっ... 2013年8月17日 小那覇 安之
臨床医学 脱臼骨折過伸展過屈曲 第8章-29 頚椎捻挫・むちうち損傷 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 頚椎捻挫・むちうち損傷 頭頸部に直接外力が加わることなく、体幹にに加わった衝撃力によって、頚椎に過伸展、過屈曲が矯正されるために起こる障害で、X線撮影状、脱臼、骨折がないもの 〈原因〉 多くは交通事故によるものである。 〈症状分類〉 頚椎捻挫型:頭痛・頚部痛・頚椎運動制限 神経根症状... 2013年8月16日 小那覇 安之
臨床医学 退行変性姿勢不良骨代謝異常筋肉疲労 第8章-28 腰痛症 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 腰痛症 運動時あるいは安静時に腰部に痛みを感じる疾患の総称であり、疾患名というよりは症状名である。 〈原因〉 退行変性、骨代謝異常、外傷、炎症、腫瘍、姿勢不良、筋肉疲労、先天性 〈症状分類〉 急性腰痛:下肢神経症状は伴わず、運動により増強され安静により消失する。 ※急性腰痛のなかで少... 2013年8月15日 小那覇 安之
臨床医学 膝蓋腱反射アキレス腱反射神経性間欠性跛行血管性間欠性跛行 第8章-27 脊柱管狭窄症 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 脊椎管狭窄症 脊柱管が狭くなることにより神経圧迫症状をきたす疾患の総称。頚部と腰部に分類される。椎間板ヘルニアと違い多くは両側に発症する。 〈疫学〉 40代以降に多く、男性に多い。 〈症状〉 頚部:手足の痺れ 腰部:下肢の痺れ、冷感、疼痛、間欠性跛行、欠陥性間欠性跛行 ※間欠性跛行と... 2013年8月14日 小那覇 安之
臨床医学 好発部位加齢現象頚部腰部 第8章-26 変形性脊椎症 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 変形性脊椎症 椎骨と椎間板の退行変性に基づく椎体周辺の骨増殖と椎間腔の狭小化を生じ、その為に神経が圧迫されている状態をいう。頚部と腰部に分類される。 〈疫学〉 変形性脊椎症は加齢現象であるため、中年~老年層に好発する。好発部位は頚部でC5~C6腰部でL5~L6である。 〈症状〉 椎間... 2013年8月13日 小那覇 安之