臨床医学 内反足尖足内転足凹足 第8章-21 内反足 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 内反足 足の前部が内側に屈曲し、後部が内側に回転している病変。先天性と後天性があるが、通常は先天性内反足をさす。 〈疫学〉 性差は2:1で男性に多い 〈原因〉 様々な説があるが確定的なものはない。 〈症状〉 変形の要素として、内反足・尖足・内転足・凹足があげられ、これら4変形が混在し... 2013年8月7日 小那覇 安之
臨床医学 疼痛第1中足趾節関節滑液包変形 第8章-20 外反母趾 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 外反母趾 母指が小指側に外反して、第1中足趾節関節が内側に突出することで、同部に疼痛が生じる疾患。 〈疫学〉 性差は1:10で女性に多く、特に10代と40代に多い 足趾の形状分類 エジプト足:足趾の中で母指が一番長い ギリシャ足:足趾の中で第2趾が一番長い スクエア足:全部同じ長さ ... 2013年8月6日 小那覇 安之
臨床医学 姿勢不良疼痛性彎側代償性側彎リウマチ性 第8章-19 側攣症 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 側彎症 脊柱が前額面上で異常に左右に彎曲している状態をいう。コブ角が10°未満は正常。10~19°は要定期的観察20°異常は要治療である。 〈疫学〉 性差は1:2~3で女性に多い 〈原因分類〉 機能性側彎:脊柱に変化が無く自分で矯正できるもの。姿勢不良、代償性側彎、疼痛性側彎、ヒステ... 2013年8月5日 小那覇 安之
臨床医学 側屈回旋胸鎖乳突筋 第8章-18 傾斜 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 斜頚 頭部が一側に側屈し、かつ体側に回旋している変形の総称。先天性と後天性があるが、一般的に斜頚とは先天性筋性斜頚をさす。 〈疫学〉 逆子では正常分娩の10~40倍の頻度で起こる。 〈原因〉 様々な説があるが確定的なものはない。 〈症状〉 生後1週間:一側の胸鎖乳突筋に腫瘤様のしこり... 2013年8月3日 小那覇 安之
臨床医学 クリック音下肢位置異常股位異常トレンデレンブルグ 第8章-17 先天性股関節脱臼 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 形態異常 先天性股関節脱臼 先天的に大腿骨頭が寛骨臼から脱臼している状態をいう。 〈疫学〉 性差は1:5~9で女児に多い。また、人種差があり日本は多い。 〈原因〉 原因はあきらかではない。家族内発生が多い。 〈症状〉 新生児期 ①下肢の一の異常→内転内旋位 ②クリック音 乳児期 ①股... 2013年8月2日 小那覇 安之
臨床医学 自己免疫疾患眼瞼下垂複視 第8章-16 重症筋無力症 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 重症筋無力症 神経筋接合部の興奮伝達の阻害により、筋の脱力、易疲労性が生じる自己免疫疾患 〈原因〉 アセチルコリン受容体タンパクに対して自己抗体を生じるためにその量が減少し、興奮伝達が阻害されて起こる。 〈症状〉 外眼筋やまぶたの筋など、目の周りの筋力低下と易労、眼瞼下垂と複視はほぼ... 2013年8月1日 小那覇 安之