臨床医学 退行変性姿勢不良筋肉疲労骨代謝異常 第8章-28 腰痛症 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 腰痛症 運動時あるいは安静時に腰部に痛みを感じる疾患の総称であり、疾患名というよりは症状名である。 〈原因〉 退行変性、骨代謝異常、外傷、炎症、腫瘍、姿勢不良、筋肉疲労、先天性 〈症状分類〉 急性腰痛:下肢神経症状は伴わず、運動により増強され安静により消失する。 ※急性腰痛のなかで少... 2013年8月15日 小那覇 安之
臨床医学 膝蓋腱反射アキレス腱反射血管性間欠性跛行神経性間欠性跛行 第8章-27 脊柱管狭窄症 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 脊椎管狭窄症 脊柱管が狭くなることにより神経圧迫症状をきたす疾患の総称。頚部と腰部に分類される。椎間板ヘルニアと違い多くは両側に発症する。 〈疫学〉 40代以降に多く、男性に多い。 〈症状〉 頚部:手足の痺れ 腰部:下肢の痺れ、冷感、疼痛、間欠性跛行、欠陥性間欠性跛行 ※間欠性跛行と... 2013年8月14日 小那覇 安之
臨床医学 好発部位腰部加齢現象頚部 第8章-26 変形性脊椎症 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 変形性脊椎症 椎骨と椎間板の退行変性に基づく椎体周辺の骨増殖と椎間腔の狭小化を生じ、その為に神経が圧迫されている状態をいう。頚部と腰部に分類される。 〈疫学〉 変形性脊椎症は加齢現象であるため、中年~老年層に好発する。好発部位は頚部でC5~C6腰部でL5~L6である。 〈症状〉 椎間... 2013年8月13日 小那覇 安之
臨床医学 スポーツ選手テリア犬の断裂像 第8章-25 脊椎分離症・脊椎すべり症 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 脊椎分離症・脊椎すべり症 脊椎分離症とは、上下関節突起をつなぐ脊弓において骨が分離してしまった状態をいう。L5に好発する。 脊椎すべり症とは、上位椎体が下位椎体に対して前方に滑って移動している状態をいう。これらは併発することも多く、その場合は脊椎分離すべり症という。 〈疫学〉 脊椎分... 2013年8月12日 小那覇 安之
臨床医学 X線検査痙性四肢麻痺脱力下肢のしびれ 第8章-24 後縦靱帯骨化症(OPLL) 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 後縦靱帯骨化症(OPLL) 椎体の後壁にある後縦靱帯が骨化変性をおこし脊髄圧迫を発現した疾患。 〈疫学〉 東南アジアに多く発症年齢は頚椎部は男性、胸椎部は女性に多いが全体としては50歳以上の高齢の男性に多い。頚椎部の好発部位はC5、C6 〈原因〉 遺伝的因子が関与していると考えられて... 2013年8月11日 小那覇 安之
臨床医学 アキレス腱反射膝蓋腱反射坐骨神経痛大腿前面 第8章-23 腰部椎間板ヘルニア 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 腰部椎間板ヘルニア 20代~40代の男性に多い。腰部の場合は加齢による変性だけでなく、急激な負荷(重いものを持つ、スポーツ)などで発症することが多い。 〈好発部位〉 L4~L5、L5~S1 80% 〈症状〉 腰痛、下肢痛→坐骨神経痛 〈検査〉 神経根症状 ①下肢伸展挙上テスト(SLR... 2013年8月10日 小那覇 安之