臨床医学 スポーツ選手テリア犬の断裂像 第8章-25 脊椎分離症・脊椎すべり症 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 脊椎分離症・脊椎すべり症 脊椎分離症とは、上下関節突起をつなぐ脊弓において骨が分離してしまった状態をいう。L5に好発する。 脊椎すべり症とは、上位椎体が下位椎体に対して前方に滑って移動している状態をいう。これらは併発することも多く、その場合は脊椎分離すべり症という。 〈疫学〉 脊椎分... 2013年8月12日 小那覇 安之
臨床医学 痙性四肢麻痺脱力下肢のしびれX線検査 第8章-24 後縦靱帯骨化症(OPLL) 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 後縦靱帯骨化症(OPLL) 椎体の後壁にある後縦靱帯が骨化変性をおこし脊髄圧迫を発現した疾患。 〈疫学〉 東南アジアに多く発症年齢は頚椎部は男性、胸椎部は女性に多いが全体としては50歳以上の高齢の男性に多い。頚椎部の好発部位はC5、C6 〈原因〉 遺伝的因子が関与していると考えられて... 2013年8月11日 小那覇 安之
臨床医学 膝蓋腱反射アキレス腱反射坐骨神経痛大腿前面 第8章-23 腰部椎間板ヘルニア 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 腰部椎間板ヘルニア 20代~40代の男性に多い。腰部の場合は加齢による変性だけでなく、急激な負荷(重いものを持つ、スポーツ)などで発症することが多い。 〈好発部位〉 L4~L5、L5~S1 80% 〈症状〉 腰痛、下肢痛→坐骨神経痛 〈検査〉 神経根症状 ①下肢伸展挙上テスト(SLR... 2013年8月10日 小那覇 安之
臨床医学 筋力低下頚椎神経根障害腱反射低下 第8章-22 椎間板ヘルニア 頚部椎間板ヘルニア 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 椎間板ヘルニア 椎間板とは随核と繊維輪により構成される。この椎間板が加齢による変性のため繊維輪に亀裂が生じる。この亀裂から随核が膨隆・脱出し、神経を圧迫している状態を椎間板ヘルニアという。下部腰椎に発症することが多い。 頚部椎間板ヘルニア 転落や事故によるものが多い。30~50歳の男... 2013年8月9日 小那覇 安之
臨床医学 凹足内反足尖足内転足 第8章-21 内反足 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 内反足 足の前部が内側に屈曲し、後部が内側に回転している病変。先天性と後天性があるが、通常は先天性内反足をさす。 〈疫学〉 性差は2:1で男性に多い 〈原因〉 様々な説があるが確定的なものはない。 〈症状〉 変形の要素として、内反足・尖足・内転足・凹足があげられ、これら4変形が混在し... 2013年8月7日 小那覇 安之
臨床医学 疼痛第1中足趾節関節滑液包変形 第8章-20 外反母趾 臨床医学各論 第8章 整形外科疾患 外反母趾 母指が小指側に外反して、第1中足趾節関節が内側に突出することで、同部に疼痛が生じる疾患。 〈疫学〉 性差は1:10で女性に多く、特に10代と40代に多い 足趾の形状分類 エジプト足:足趾の中で母指が一番長い ギリシャ足:足趾の中で第2趾が一番長い スクエア足:全部同じ長さ ... 2013年8月6日 小那覇 安之